東温を移住地に計画策定へ素案、委員ら初会合 大学教授、住民らが意見交換
移住地として選ばれるまちづくりに向けたマスタープランを策定する愛媛県東温市の「移住定住促進協議会」の初会合が19日、市役所であり、大学教授や住民代表ら委員12人がプランの方向性について意見交換した。
加藤章市長が「50年後も市人口3万人維持を目標としている。各専門から移住定住施策への提言をお願いしたい」とあいさつ。会長に市区長会の伊達知元会長、副会長に市農業委員会の渡部光右衛会長を選出した。
事務局の市企画財政課が、坊っちゃん劇場(同市見奈良)を核に交流人口拡大を図る「アート・ヴィレッジ(文化芸術村)構想」を盛り込んだ「オンリーワン戦略」と、情報発信や住居支援で他市町と競争し、県内外での認知度向上などを図る「ナンバーワン戦略」の素案を提案した。